地域活動"川上村木匠塾" 日本建築学会教育業績賞
2019年6月 6日(木)【お知らせ, 学外研修, 学生の表彰】
理系女性教育開発共同機構 長田直之准教授(元住環境学科教員)が顧問として、本学住環境学科学生と、関西の4大学(大阪芸術大学、大阪工業大学、近畿大学、滋賀県立大学)が奈良県川上村をフィールドとして活動する「川上村木匠塾」が2019年度日本建築学会教育業績賞を受賞しました。
川上村木匠塾は本学名誉教授、林昭男先生を初代塾長として、奈良県川上村で1998年から活動する、木や森を知り、考え、使い、メンテナンスするワークショップです。これまで川上村と協力しながら累計約1400名の学生が活動に参加し、卒業生は地域や教育、建築業界などで広く活躍しています。昨年度は20周年記念事業として、奈良県川上村でシンポジウムや記念展示を行い、多くの参加者で賑わいました。
この度の受賞は、大学間の連携や、地域に根差した活動、間伐から制作、メンテナンスといった長年にわたって培われた一連の教育プログラムが評価されたものと言えます。今後とも大学間や地域間との連携や、森林事業、学生との協働による教育効果などが期待されます。