日本建築家協会近畿支部「卒業設計コンクール2020」最優秀賞受賞
2020年9月 2日(水)【学生の表彰】
卒業設計コンクール2020」は、JIA(日本建築家協会)が主催し、将来の建築家を目指して学業に努力してきたその集大成である卒業設計作品について、学業達成の評価の機会とし、また今後の社会における一層の活躍を期待して実施されるものである。
最優秀賞受賞者は、岡本典子(奈良女子大学生活環境学部住環境学科2020年3月卒業、同大学院人間文化総合科学研究科博士前期課程住環境学専攻1年)で、作品名は「砂丘インフラストラクチャー」。
最終選考に残った7作品の中から最優秀賞に選ばれた。
同作品は鳥取砂丘を敷地とし、砂丘環境の損失につながる砂防林を一部伐採し、堆砂堤を新たに設けることで、飛砂被害を軽減して砂丘の風景を保全するとともに、動く風景を可視化し、動態的な風景を生み出すランドスケープの提案となっている。
また、本作品は全国学生卒業設計コンクールにも選出され、審査員特別賞「石川賞」を受賞している。