専門分野 | 住居管理学、木材保存学 |
略歴 | 奈良女子大学家政学部住居学科卒業、同大学院家政学科研究科修士課程修了、 同大学院人間文化研究科博士課程修了 同大学非常勤講師を経て2002年より現職 |
担当科目 学部 |
建築材料学、住居管理学、住居管理学実習I、II、設計演習I、CAD演習、 空間計画のための物理環境科学演習 |
担当科目 大学院 |
住環境管理論、同演習 |
学位 | 博士(学術・奈良女子大学) |
所属学会 | 日本家政学会、日本建築学会、日本木材学会、日本材料学会、 日本防菌防黴学会、日本木材保存協会、日本木材加工技術協会 |
教育・研究についてのアピール |
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近年の地球環境問題を背景にして、環境負荷の低減を図りつつ、循環型社会の形成にむけて、スクラップ・アンド・ビルドによる住宅建設ではなく、住宅の耐久性を向上させ、良質な住宅ストックを将来世代に継承していくことが求められてきています。そこで、伝統的な木造住宅から近年の工業化木質住宅について、耐久性および維持管理のあり方について検討しています。また、国産材や地域材の有効利用についても検討しています。 |
最近の代表的な研究活動 |
伝統的木造住宅における維持管理手法の現代的継承について、歴史的市街地における空き家の管理について、長期優良住宅の維持保全計画について、吉野スギの価値評価について、調査研究を行っています。 |
業績 |
『ずっとこの家で暮らす。 住まいの管理がつむぐ美しい生活』共著、圓津喜屋、2009年 |
「住宅解体木材の再利用・再使用における居住者からみた現状と課題 —奈良市内の二地区での調査を通じてー」日本家政学会誌、Vol.59、No.7、2008年 |
「住宅解体木材の再利用・再使用における工務店従事者からみた現状と課題」日本家政学会誌、Vol.59、No.8、2008年 |
「輸入住宅の損傷と維持管理」日本家政学会誌、Vol.53、No.7、2002年 |